梅雨本番、蒸し暑い日々のさなか。
暑さにもいろんな種類があって、今、京都にいらっしゃれば「気の滅入るような暑さ」が体験できます。(笑)
サウナ系のむわぁ〜とした熱さに、毛穴の奥の奥から、染み付いておった濁りがにじみ出てくる。
それが、ねち〜、べた〜と、まとわりついて逃げても逃げても神経を食んでくる感じに心が滅入ってくるのです。
でも、このごろは思います。
この「気の滅入るような暑さ」は、シンボリズム探究の好条件であると。
「わたし」が、「ここ」で生きるために、必要な体感を得ている、と。
これによって、地上とこの体が結び付けられている、と。